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【JIDA70周年記念事業】関西ブロック主催トークショー「ONE DAY DESIGN ACADEMY」のご案内

Event JIDA
  

関西ブロック:ブロック長 江口 海里

 

   日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)は1952年の設立以来、工業デザインの職能団体として様々な活動を行って参りました。そして、今年2022年に創立70周年を迎えることとなりました。70周年を迎えるにあたり、JIDA関西ブロックでは記念事業として「ONE DAY DESIGN ACADEMY KANSAI」と題したイベントを開催いたします。

 「ONE DAY DESIGN ACADEMY KANSAI」は、デザイナーを志す学生や若手デザイナーなど、未来を担うデザイナーに向けて、6組のゲストをお迎えしてそれぞれのテーマでお話いただく、1日限定のトークショーです。

 

開 催 日

2022年8月11日(木・祝) 10:00 ~ 16:30      於:大阪中之島美術館  ホール

 

トークショープログラム及び登壇者

Session 01 10:20 〜 11:10

 ◆テーマ:「キャリアをスタートする若手に知って欲しい、デザインの世界」

 ◆福定良佑(FUKUSADA STUDIO)

 

Session 02 11:20〜12:10

 ◆テーマ:「新工芸―工芸的樹脂成形技法の追求―」

 ◆三田地博史(新工芸舎主宰)

 

Session 03 12:20〜13:10

 ◆テーマ:「モビリティの未来(公共性とパーソナル性)」

 ◆皆川 悟(ダイハツ工業 ) × JIDAメンバー

 

Session 04 13:20〜14:10

 ◆テーマ:「デザイン教育現場はどう変わっていくべきか?」

 ◆北條崇(京都芸術大学)× 是枝靖久(大阪芸術大学)× 野村伸介(京都精華大学)

 

Session 05 14:20〜15:10 

 ◆テーマ:「スマートシティOSAKA2025は、デザイン思考が創る」

   ◆村田智明(ハーズ実験デザイン研究所)

 

Session 06 15:20〜16:10

 ◆テーマ:「海外のデザインと日本のデザインの違い」

 ◆喜多俊之(喜多俊之デザイン研究所)

 

登壇者プロフィール

 

        
福定良佑

1979年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学卒業後、シャープ株式会社を経て2008年ミラノドムスアカデミー(インテリアデザインコース)を修了。同年より、ミラノを拠点とするデザイナーパトリシア・ウルキオラのスタジオで経験を積み、イタリア有名メーカーとの家具、照明、キッチンウェアなどのプロジェクトに携わる。2012年帰国後京都にFUKUSADA STUDIOを設立し、国内の企業をはじめ、イタリアやデンマークの企業とのプロジェクトの実績がある。家具・インテリア製品・家庭雑貨などの幅広いデザインを手掛け、それらのプロダクトは国際的なデザイン賞も多数受賞している。

 

        

三田地博史
京都工芸繊維大学/大学院でデザインを学んだ後、産業機器メーカーで製品デザイン業務に従事。その後株式会社YOKOITOでデジタルファブリケーションを中心とした研究活動・自社商品開発を行い、2020年に新工芸舎を立ち上げる。デジタルファブリケーションが生み出す、コンピュータとアナログ世界の境界面に現代におけるモノの在り方を模索する。平成元年生まれ。新工芸舎主宰。

 

 

       

皆川悟
ダイハツ工業株式会社 デザイン部第2デザインクリエイト室 室長。千葉大学工学部工業意匠学科(現:総合工学科デザインコース)1996年いすゞ自動車入社、2002年ダイハツ工業に中途入社、内装デザイナーとして、軽自動車、トヨタ向け車両の意匠開発を担当、2005年~2006年トヨタヨーロッパデザインデヴェロップメント出向、2010年~2011年ダイハツ欧州駐在員事務所駐在、帰国後、先行開発担当として、キャストやムーヴキャンバスのデザイン企画に携わる。2022年1月より現職。

 
 
      

北條崇
京都芸術大学プロダクトデザイン学科 教授、東京造形大学デザインマネージメント専攻卒業。現パナソニック(松下電工)に入社。住宅設備建材、高齢者向け商品、研究所開発テーマ等を担当。2003年よりitem-s design主宰。伝統産業などのデザインを、単にスタイリングだけではなくモノづくりのあり方としてコンサルティングしている。大学では、産学連携授業、伝統産業に関わる講義、プロジェクトを主に担当。

 

 

          

 

是枝靖久
reeddesign代表、3Dデータを核としたデザインワークを得意とする工業デザイナー。外観だけでなく内包する機能やメカニズム、基板レイアウトなどを考慮した総合パッケージングの提案から筐体設計まで3Dツールを使い倒すナニワの一匹狼(笑)。大阪芸術大学デザイン学科准教授、著書「Rhinoceros入門」ラトルズ「Rhinoceros5.0入門」ラトルズ「Rhino6入門」ラトルズなど。

 

 

  

野村伸介
筑波大学芸術専門学群卒、中小企業にて、メカトロニクス系の設計/部品加工/組み立て/プログラミングシステムエンジニアを経験したのち、総合デザイン事務所に勤務。その後独立し、現在は大学で教鞭をとる。モノ作りに一通り携わった経験をSTEAM教育に活かす、自称「デザイン職人」。京都精華大学 デザイン学部 プロダクトデザイン学科 特任教授。

 
 
 
        

村田智明
株式会社ハーズ実験デザイン研究所 / METAPHYS 代表取締役。大阪市立大学工学部応用物理学科卒。三洋電機退社後、1986年ハーズ実験デザイン研究所を設立。デザイン思考から企画開発をサポートするデザインシンクタンクとして活動。METAPHYSは、「行為のデザイン」に基づいて協賛企業のコアコンピタンスを活かし、開発から販売までを実践。著書「ソーシャルデザインの教科書」、「問題解決に効く行為のデザイン思考法」、「感性ポテンシャル思考法」、『「バグトリデザイン」事例に学ぶ「行為のデザイン」思考』。

 

        

 

喜多俊之
1969年よりイタリアと日本でデザイン活動を始める。ニューヨーク近代美術館、パリ・ポンピドゥーセンターなどに多く永久収蔵される。シンガポール、タイ、中国などで政府デザイン顧問、日本でグッドデザイン賞審査員長などを歴任。2009年より「LIVING &DESIGN」総合プロデュース。「イタリア共和国功労勲章コンメンダントーレ」受勲、イタリア「ADI黄金コンパス賞(国際功労賞)」など受賞多数。大阪芸術大学教授。著書「デザインの力」、「地場産業+デザイン」、「デザインの探険」など。